繁忙期の大会~中編~

直前週の練習不足と睡眠不足に加えて、前日ほぼ眠れずという絶不調で迎えた2019年の走り納め【川内杯】

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 最寄り駅に着くとゾロゾロと参加者が歩いていて、大会気分も高まってきた!心配された天気も問題なく、見事な晴天。風もほぼなく、絶好のランニング日和だった。

トイレの大行列

到着して真っ先に目に入ったのが、トイレの大行列だった。その時点でまだスタートまで1時間半はあったが、その後も続々と参加者が集合してくるわけで、これは早めにトイレに行っておかないと大変なことになるのではないかと不安がよぎる。

受付を済ませて荷物を預けて、トイレ列に並ぶ。なかなか列が進まないものの、思ったよりは時間がかからず、スタートの50分前くらいにはトイレが完了。これで一安心と思ったのだが・・・

まさかのトイレ再び

スタート時間の25分前。トイレに行きくなる。寒さなのか、緊張からなのか。前夜と朝にコーヒーを飲みまくって利尿作用が働いたのかもしれない。まずい。トイレの行列を見に行くも、1人2分で計算しても明らかにスタートに間に合わない人数がいる。

「走ってれば汗もかくし、大丈夫じゃん?」と知人にも励まされ、とりあえずトイレ列を諦め、スタートの列に並ぶことにした。10kmなので、どう頑張っても1時間近く戻ってこれない。もつのか?漏らすのか?途中棄権で戻るのか?

トイレ探しの前半

まだ多少の余裕があったからか、なるようになれ!と元気にスタートを切ったものの、2kmくらいから「これはマズイ」と感じ出した。明らかにもたない。絶対に途中で限界になる。もう大変だ、コースのどこにトイレがあるのか。いや、ないのか?

スタッフらしき人と、その奥にトイレブースを見つけ「これ使えますか」と聞くと「はい!」とのことに駆け寄るも「関係者専用」の文字と建設会社の社名、そしてかかっている鍵。そう、河川敷の工事のための仮設トイレだったのだ。

恐らくスタッフさんは、こちらの質問はあまり聞こえなかったのだろう。なんせランナーもたくさんいる。「がんばってくださーい!」と声をかけていたところに、急に言われても、よくわからないだろう。

コースに戻って再びトイレはどこだと思いながら走るが、道中に見えるトイレは(恐らく)工事関係者用のトイレばかり。当然に給水はもらうどころではない。これはいよいよ大ピンチ、30代にしてお漏らしをするのだろうか。絶体絶命である。

後編に続く

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