初めてのハーフマラソン~前編~
不摂生と不調と献血後というトリプルパンチで迎えたハーフマラソン。
川内杯の10kmもかなり後半で苦しかったことや、直前の10kmのイマイチな感じからは、その倍も走れるのだろうかという不安感しかなかった。
寝付けぬ夜
ハーフの前日は、幸いにも特にトラブルもなく、早い段階で就寝の状況になったわけだが、何故だか全く寝付けない状況に陥ってしまった。睡眠時間を確実に8時間とれるように動いたのに、布団に入ってから1時間、2時間と時間が経過しても目がランランとしてしまう。
おとなしく目をつぶればいいものの、落ち着かずに「マラソン 寝れない」などと検索をしてみたり、出場予定の大会情報を今更また検索してみたり。
ちなみに出場大会はコチラ
結局、深夜0時を過ぎてから「さすがにまずい」と携帯を遠くに置き、目を閉じたのだった。
初めての規模感
朝はスッキリと目覚め、コンビニのおにぎりとスープで腹ごしらえ。身支度をしつつゆっくり過ごした。朝の大移動が嫌だったので前泊したのだが、ランニング用のショートパンツを忘れたことに気付く。さすがにスパッツ1枚でお尻むき出しは(私もだが周りで視界に入ってしまう人にとっても)辛い。ジャージは持ってきていたことや、天気予報からも寒いだろうなということで、ジャージで走ることにした。
スタートは10時15分だったが、知人が調整に3kmの部に出るため、早めに待ち合わせて現地に向かう。河川敷に入る手前の交差点では道いっぱいに人がいる状況に、改めて今回の規模(約1万人)を感じた。
プレミアム枠
ハイテクハーフには、プレミアムランナーという枠がある。これは申し込み時にちょっぴり高い値段を支払って確保する枠で、専用のテントで暖房あり、無料飲食提供、専用トイレと専用更衣室と記載があったので「極寒の時期には暖房のあるところがいいな」と思い切って申し込んでいた。
また、河川敷の上流と下流の二手にコースがわかれていて、どちらを走るかと、またそれぞれのコースの中でも3ウェーブに分けられて、どのウェーブになるかも、原則はランダム(陸連登録者は上流第1ウェーブ)となっている。
これも、プレミアムだと自分で好きなコース・好きなウェーブを選べるというのだ。公認コースが上流ということは、走りやすいのは上流だろうと推定。ただ、陸連登録者が走る第1ウェーブは初心者が参入するにはハードルが高い。かといって第3ウェーブでは、関門の時間までに通過できるか自信がない。ということで、上流第2ウェーブの枠を抑えたいということでも、プレミアムを選択していたのだ。
知人の3kmの部は私の1時間前にはスタートだったので、ひとまずプレミアムのテントで温まろうと向かった。
続く