さぁ30km走ろう!~前編~

4月のフルマラソンに向けて、いよいよ30kmに挑戦したのは2月11日のこと。

近所では最大でも往復10kmほどしか走れそうなところが無いため、15kmや20kmを走った時は皇居の周りを活用していた。

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 今度も皇居の周りを6周して30kmを練習すればいいかな?と最初は思ったものの、20kmを走った時の終盤にかけての「もうやめようかな」感を思うと、挫折しそうな気がしていた。

スポーツメイトラン

どうしようかな、と大会情報を検索していたところ、ちょうど祝日にタイミングよく開催されるミニ大会(練習会?)を発見。 

sportsmate.net

他にランナーがいたり、スタッフさんがいたりというのは安心だし、最後まで頑張り抜けるかもしれないと感じた。

2月11日の開催は赤羽の河川敷で、前月にハーフで走った時のコースの一部だという点も心強かった。見知った場所であれば、方向音痴な私でもストレスが殆どなく行けるからだ。

近くにお玉湯という銭湯があり、500円でそこのロッカーを使いつつ、終了後に入浴も出来るというのも魅力的だった。

悩む装備

大会を活用することで、万が一に備えた携帯や小銭、ドリンク類を携行して走る必要がないのもよいと感じた。あとはエネルギー補給の面だ。

初フルマラソンを走った系のブログなどでは、完走セット的なエネルギー補給のための装備を携行する人も多く、30km走の時に味見を兼ねて摂取しておくといいと勧める人もいた。

ただ、ウエストポーチはどうしても気になってしまうので、出来ればつけずに走りたい。ハーフの時にはジャージのポケットにゼリー飲料を1個入れて走ったので、今回もそうしようかなと持参した。

だが、迎えた当日。風は少し冷たいものの、雲一つない快晴のおかげで日差しが暖かく、ジャージで走るには途中で暑くなりそうな気がした。Tシャツにアームカバー、ランニングスパッツにショートパンツで走ることに。となると、ポケットが無くゼリー飲料は持っていけない。

さてどうしたものか・・・と悩むも、よく考えるとフルマラソンの本番は4月。恐らくその頃は多少の寒さが残る日であっても、ジャージを着用しない可能性の方が高いのではないかと思えた。

ならば、今回も大会側のエイドだけで練習する方がいいかもしれない。そして、どうにもエネルギー枯渇になるようだったら、フルに向けてウエストポーチなどを再検討しようということにした。

 

つづく 

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生理とランニング

インスタなどではあまり大々的に書くのもはばかられるが、どうしても定期的にランに影響があるのが生理だ。

生理の時には走らない方がいい?走っても大丈夫?諸説あるが、今のところ個人的な見解としては「よくわからない」という状況だ。

そもそもランとは関係なく生理自体も個人差が大きく、また同じ人間でも時期や年齢による変化を大きいものだと思うので、あくまでも「今のところの私はこう」という感想として残しておこうと思う。

走るまでわからない

明らかに生理痛がある、頭が痛いなどの症状がある時は別だが、そうでない時の状態は走り出してみるまでわからないことが多い。

生理中でも体も軽く、タイムもよく順調に走れることもあれば、吐き気が強く貧血かなと思われる状態になってしまうこともある。

走り出す前にわかればいいが、だいたい最初の1,2kmで「今日は5kmいけるな」「あ、今日は無理かな」とわかるような状況で、自分の体ながら不便だが、仕方ない。

とりあえず無理はしない、という点に気を付けつつ、様子見で走っている状況だ。

ガーミンのお手伝い

ガーミンのアプリに生理周期を記録する機能があるため、それも活用している。カレンダーに生理を記録しておくと、今はどんなホルモン状態かを理論値で推定し、理論上の体調や運動強度のアドバイスが表示される。

ただ、これも参考程度で、ガーミン的には運動に向いている時期と言う時でも身体はイマイチということもあったり、逆もあるので、なんとも言えない。

時々「今日の体調を必ず記録してください」と表示されるのだが、面倒くさくてあまり入力していない。そのあたりをしっかりと入力していくと、より精度の高い予測などが出来るのだろうか?なるべく入力をしてみようと思う。

カブレなどはなく

生理中に走ることで、ナプキンによる肌トラブルがあるかな?というのは少し気になったが、今のところはそういうことは全くなく過ごせている。

スパッツで密着している状態だからか?特に股ずれのようなこともなく、かといって蒸れてしまうということもなく、ランニングによる肌トラブルの増加は見られていない。

大会は運任せ

元は生理周期が殆ど一定で2日以上ずれたことが無かったのだが、ラン開始後に急に早まった時期があった。仕事の繁忙やストレスなどもあったので、ランだけが原因かはわからないが、過去の同程度の繁忙やストレスでは生理に影響がなかったので、ランによる可能性は極めて高いと思っている。

既にまた安定した周期に戻ったが、こういった点から生理を予測してエントリーする大会を決めても、あまり意味がないように思い、大会は生理は無視して決めている。

冒頭にも書いたとおり、そもそも生理のタイミングでも好調の時もあれば不調の時もあり、まったく読めない以上は、あまり気にしても仕方がないかなという感じだ。

どうにも生理痛の酷い日に当たってしまったらDNSとなるのかなと思うが、今のところは幸いにもそういったことはなく来ている。

温泉に入れない悲しみ

生理前後や生理中も、週3日程度のペースだと何だかんだと走れることが殆どなので、走れないストレスはそこまでないが、生理中はラン後のお楽しみの温泉に入れないのは悲しい。

こればっかりは公衆衛生や自らの健康管理を考えるとやむなしだが、男性にはこういう悩みはないんだろうなぁなどと思ってしまう心の狭い人間なのであった。

誕生日の前日10km~後編~

後半戦が苦しくなってしまった三郷シティハーフマラソンの10km部門。

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 苦しさで注意力が低下したか、公式のキロ表示が全くわからなくなったまま、手元のガーミンをたよりに走っていた。

集団の最後尾で粘る

交通規制をしている道路でも、通行を待機する車がいると、ランナーが途切れるタイミングで通している様子だった。それに気づいたのは、私が走り抜けるタイミングで「どうぞ!はやく!」と車を誘導した場面に遭遇したため。

なんとなく、自分の後ろに人の気配がしないなと感じていたが、やはり集団の最後尾を走っていたようだ。となると、自分の前に連なる人たちが概ね50分から51分台を目指して走っている人だろうと推定する。

この集団についていけなくなったら、52分切りは難しいかもしれない。ここは、何が何でもついていこう。そう言い聞かせて粘った。

合わない走行距離

ハーフマラソンも終盤は同じコースになるのだが「ハーフ残り3km」という看板に気付き、手元のガーミンとの差に気付く。事前にコースを暗記したわけではないが、ハーフはスタートとゴールの数キロが10kmと一緒で、途中に河川敷を長く走るだけの違いだったはずだ。

となると、この残り3kmは自分達10kmも同じではないのか・・・でも手元ではとうに3kmを切っている。なんということだ。高架の下をくぐったりするとGPSの捕捉に影響があることもあるようなので、その影響だろうか。

先輩はこういう時にあっという間にズレの計算が出来るのだが、悲しいかな、数字に絶望的に弱い私は「違う」ことはわかっても、「どの程度」で「思っているよりも速い」のか「思っているよりも遅い」のか「今のペースだとどうなる」のかなどがさっぱりわからない。

52分を切れるのかな・・・無理なのかな・・・と、急に弱気になってしまった。

潜るわ合わないわで大混乱のゴール前

そんなタイミングで今度はコースが急な下り坂になり、道路を潜り始めた。そのままゴールまでいくはずもなく、こんなに下るなら当然に同じだけ上るんだろうと嫌な予感を抱きつつ地面に吸い込まれていく。

予想通り、その先に待つのは上り坂だった。終盤の坂はきつい。しんどい、しんどい、しんどい、と上るが、食らいつこうと決めた前の人たちとの差が大きくなる。

あぁ、52分切れないのかな、でも1秒でも頑張りたいな、でも苦しいな、と思いつつ、ここでも沿道の声援に元気づけられてようやく陸上競技場へ。トラックの途中で手元のガーミンは10kmを終えた。200mくらい違うだろうか。とりあえず、細かいことは後で考えよう、ゴールまで行こうとスパートをかけた。

まさかの結末

51分42秒(ネット51分28秒)で、目標の52分切りを無事に達成!距離の誤差に関しての謎は残りつつも、ネットタイムで計算するとキロ5分8秒ペースなので、まぁガーミンのGPS誤作動かなと。

記録証を発行してもらいに行くと・・・「はい、こちらですね」と渡されたのは入賞者の札。

え?入賞?と驚きつつ目にした記録証には6位と印刷されていた。

人生で初めての入賞、初めての賞状。

5位とは1分差。他の大会の入賞者を考えてもレベルが違うだろうとも思ったので、いただいていいのかなという気持ちもありつつ、入賞は入賞だ!頑張ったもん!という嬉しさも。

走り始めて半年。1年前の自分は日常でちょっと歩くことも渋る状況だったのだから、入賞はきっと神様からの誕生日プレゼント。またこの先も継続して頑張りなさいよと激励をもらったような気持ちで額縁に飾ったのだった。

誕生日の前日10km~中編~

調子がいい!と思いながら走り出した三郷シティハーフマラソンの10km部門。

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 後述するが、後半で距離が大会とガーミンで合わなくなったので、距離の誤差はある可能性が高いが、前半はキロ5分前後のペースで快調に走っていた。

沿道の声援が嬉しい

快調にといっても、キロ5分前後のペースは私にはまだまだ苦しいレベル。しんどいなぁという気持ちはもちろん沸々と湧き上がるわけだが、今回の大会は市内を駆け抜けるため、沿道に地元住民や地元企業の方が出てきてくれていた。

知り合いを探している感じの方もいたが、大会全体を応援してくれている人も多く「頑張って!」とずっと声をかけてもらい、嬉しくなって思わず笑顔になる場面が多々。

これまでのランでは走っている途中はひたすら苦行のような気持ちで、苦しさと孤独との戦いだったので、真横でこうして声援をずっともらえるのがこんなにも嬉しく、励みになるのかと驚いたし、ありがたかった。

苦しい、しんどい、と思いつつも、家の中から窓越しに見ている赤ちゃんとお母さんだとか、子供が掲げてくれているプラカードの手書きの文字や絵を見たりとか、そういう余裕が自分にあったことも驚きだった。

谷川真理さん

とはいえ、やはり自分の中ではなかなかのハイペースで5kmも来ると、ちょっぴりしんどさが勝り始める。前半もう少し抑えてもよかったかなぁ・・・などと思い始めた頃に、後ろから「はい!いくよー!」と元気な声が。

ぱっと振り向くと、ゲストランナーの谷川真理さんが追い付いてきていた。恐らく最後尾から皆を抜きつつ、激励しながら走っているのだろう。

ちょっぴり並走のようになったので、せっかくなら、この並走を少しでも維持してみたい!とついていってみる。うーん、速い!でも谷川さんは軽やかに余裕の走り(当然だ)

あーすごいなぁと思いつつ、徐々に遅れ始め、背中を見て少しでも食らいつきたいと思った時、そよ風が。いい匂い!谷川真理さん、いい匂い!(私が男だったら変態のような感想である。いや、女同士でも結構キモイ感想かもしれない。)

ぜーぜー汗だくでも全く食らいつけていないのに、いい匂いをさせながらタッタッタッタッと軽快に走って少しずつ小さくなる背中。はーすごいなーでも頑張ろう。なんて思いつつ手元を確認。キロ4分45秒ペースで走っていた。

給水と上り坂

谷川真理さんに感動しつつ、ペースを上げすぎてしまったなと反省。少し落とそうとするが、住宅街に入って道幅が少し狭まったこともあり、コンスタントに人が連なっている状況で、なかなか走る位置の調整が難しかった。

更に給水のあたりでやや混雑があり、避けようと前に出てキロ5分を切る状況が続いてしまったところに、上り坂。距離は短く、すぐ下ったものの、心拍が乱れ息苦しくなる。

ここから苦しい苦しいが強まっての後半戦となるのであった。

続く

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誕生日の前日10km~前編~

ゲルカヤノ最高!とご機嫌に迎えた2月。

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月1回ペースで10kmの大会にエントリーしてあり、2月は三郷シティハーフマラソンの10kmの部に参加した。

初体験が続々と

大会もさすがに4回目となると、おおまかな流れや雰囲気には慣れてきたかなと思ったが、今回も色々な初体験があった。

まずはスタートが8時40分という早い時間帯。これまでは10時などが多かったので、寝る時間を逆算する際に、朝食が5時過ぎか!と少し焦った。(前日まで予定をきちんと確認していなかったあたり、油断が始まっている。)

次にシャトルバス。これまでは最寄り駅から徒歩という立地の大会が多かったが、今回は無料のバスでの送迎というパターンだった。

そして陸上競技場。運動と縁遠かった人生のため、陸上競技場に入る機会など殆どなく、ましてや、自分が出場するために立ち入るなど初めてだった。

また、アップ会場に学校の校庭を使うというのも初めてのパターン。1.2kmの小学生の部や3kmの中高生の部もあったため、小学生のランニングクラブや、中高生の部活などの団体も多くいて、若いエネルギーに溢れた雰囲気も新鮮だった。

出走は突然に

これまでの10km大会が52分52秒・52分38秒ということで、目標は51分台。自己申告タイムでゾーンわけされた中では最後方ブロックだ。

後からネットの写真などを見ると、前方ではスタート前に谷川さんらとちょっとした盛り上がりがあったようだが、後方まで声や音は全く聞こえず、「そろそろかな?」と各自の手元の時計でそわそわしているうちに、突然スタートの合図という出走だった。

わらわらと走り出し、沿道の見送りの人にハイタッチをする人などでやや混雑も見られたものの、道路幅が広く無事に混雑を抜ける。すぐに右方向に大きく曲がり、市内の広い道路を封鎖して駆け抜けていくコースだった。

コンディションは良好

寒すぎず、天気もよく、半袖にアームウォーマー(大会の参加賞で事前に送られてきた。薄手生地で使いやすかった。)でちょうどよいくらい。

今回は大会前の練習や睡眠もそれなりに計画通りで、もちろん靴もばっちりという思いもあり、メンタルも状態がよかった。

10kmで52分ジャストとなる、キロ5分12秒目安で走ろうと考えつつ、状態がよければ少し速めの入りにしようとも思っていた。というのも、これまでのケースを見ると、練習の時の5kmとほぼ同じタイムで10kmの大会を走り切れているためだ。

練習は尻込みする気持ちが芽生えるのだろうか、5kmのタイムはいつも「いっぱいいっぱい追い込んだ」感があるし、10kmも5kmより少し遅めで「これで限界」と感じるのだが、何故だか大会10kmは練習の5kmと同じくらいのペースで走れている。

となると、直前5kmがキロ5分7秒で走れているので、5分10秒を切るくらいでもいけるのではないかと思ったのだ。

 

つづく

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課金って大事

ゲルカヤノ26をGETしてルンルンな私。 

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 さっそく次のラン予定日に履いて走ってみると・・・

一気にPB更新

5kmを25分38秒で走ることが出来てびっくり!キロ5分7秒と不調解消どころか、一気に自己ベストをたたき出したのだ。直前の不調はどこへやら?

ただ、その日のコースは信号迂回のタイミングによって少しコースが変わるので、ガーミンのGPS捕捉がおかしくて距離が足りなかったかな?と不安になるほど。

他によく走るコースはこの日の平地メインのコースのほかに、アップダウンの多いコースもあるので、次はアップダウンの方で試すことに。

すると、アップダウンコースの方でも25分40秒、キロ5分8秒と安定して同じようなスピードで走れたのだった。アップダウンコースは信号迂回などもないため、距離の間違いもほぼない。

体調や気候などのコンディションも総合的によかったのかもしれないが、これはもう明らかに靴の違いなのではないかと感じた。

足先を感じない?

うまく表現が出来ないが、ゲルカヤノにしてからは靴の中で自分にの足先を感じないような気がする。それまでのサイズ選びが間違っていたのだから当然と言えば当然だが、今までは靴先の中でつま先が躍るというか、足と、指と、そして靴、みたいな、バラバラ感があったのだ。

ゲルカヤノにしてからは、足も指も靴も全部が一体のような感じで、丸っと足!というイメージなのである。あぁ乏しい語彙力よ。要は「すごく合う感じのする靴」ということである。

装備の大切さ

正直に言うと、ジョギングやランニングは比較的「お金をかけずに出来る運動」だと思っていた。

いや、それ自体は間違ってはいないと今でも思う。何を目的とするかによるので、健康習慣として軽くジョギングをする、などであれば、怪我をしない程度のシューズと、それなりに走りやすい服装くらいがあればいいので、そこまでお金をかけずに取り組むこと自体は出来る。

ただ、より長い距離を走りたい、より速く走りたいといった目標が出てくると、装備も色々なものを買いそろえることになってくる。

せいぜい高額出費はガーミンやダイナミクスポッドくらいかな、と思っていたが、今回靴の違いを実感してみて、シューズやウェアもしっかりと揃えていくことは重要なのだなと感じた。

運動をしない時と比べると、いわゆる「趣味にお金をかける」ことになってきたわけだが、よく考えると、運動をしない時には飲食にお金がかかっていた。

食も制約を設けて過ごすようになると、当然に飲食にかけるお金は減るため、その分をランに回していると考えて、必要なものはしっかりと買いそろえようと改めて思ったのだった。

ゲルカヤノとの出会い

ランの調子がイマイチなのは靴が合わないのか、練習不足か、それとも別の原因か?

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 大会なども一緒に出てもらっているランの先輩に相談をしてみた。

まず、最初に買った靴はさすがに「ちょっと近所でたまにジョギングします」的なものなのではないか。

次に、今回の不調を感じている靴は、合わないと感じるなら無理に履き続けない方がいいのではないか。特にフォームにも影響が出ているようならなおのこと、あまりよくないのではないか。

最後に、お金を何にかけるか、どこまでかけるかは価値観によるけれども、個人的には、シューズはそれなりの値段のものを買う方がいいと思う、足にもいいから怪我のリスクも減るし。

といったアドバイスをもらった。

サイズの選び方を学ぶ

ここに来て、ようやく靴選びの重要性を感じ始めたザ・初心者な私。近所のスポーツショップでは、ちょっと苦手な軽いノリ?の店員さんが「いいっすよー」とか勧めるテンションなのでちょっぴり苦手。

そもそもがコミュ障なこともあり、店頭相談よりはネットで調べる方が気が楽だなと、ランニングシューズ選びについて情報を集めた。ここで気付いたことが、自分が今まで「合うサイズ」と思っていた基準が、間違っていたことだ。

学生時代に外反母趾と病院で診断されて、矯正装置を渡されたこともあるものの、痛いし面倒だしと装置を放置した過去を持ち、指の付け根の部分にかなり横幅のある足。

その結果、細身の靴は基本的に履けず、これいいなと思っても、幅に合わせると長さのある靴にしなくては履けないということを繰り返していたので、つま先は3cm以上あいていて普通、という感覚で過ごしていた。

今回調べて初めて、つま先は手の小指の半分ほどでいい、前が殆どあいていないサイズが適切と知り、靴の種類などの前に、そもそも、サイズ合わせが間違っていたと気付いたのだった。

メーカーとシリーズを選ぶ

様々なメーカーが靴を開発しているが、上記のとおり、明らかに幅広足なので、ナイキなどはまず合わない。どう試着しても、大きめを選んでも、側面が痛くて痛くてかなわないのだ。

そんな足の救世主は天下のアシックス様。アシックスのワイドタイプだと、合う傾向にあったので、第一候補はアシックス。

そして先輩の言葉を信じ、とりあえず、まずは予算的には大奮発しよう!最新のものを買おう!と公式サイトをポチポチ。

口コミやレビューブログなども参考にしながら、ゲルカヤノ26とGT2000-8の2つで迷い、それぞれを試着して決めることにした。

善は急げ

思い立ったら即行動派なので、その日のうちには最寄りのスポーツショップへ。何故かアシックス様のコーナーは隅っこの方に目立たず設けられていて悲しくなるも、お目当てのゲルカヤノ26とGT2000-8を発見。

それぞれ試着をして、最もフィット感がよかったのがゲルカヤノ26だった。ラスト1足。色も選べずの状況だったので、他のお店も回って決めようか、ネットショップにしようか、一瞬悩んだが、すぐに履きたい気持ちが買った。

次のランで履きたい。ならば、今買うしかない!ということで、即決。こんな時にクレジットカードは実に便利なものである。

さぁ、期待いっぱいのゲルカヤノ。その効果はいかに?