デジマラを楽しむ~中編~

たなーさん企画のランたなデジタルマラソンを走った話。

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強風との戦い

迎えた当日、Twitterで #デジマラ #デジマラ2020 のハッシュタグで検索をして、同じように走る人達の様子にワクワク、ドキドキ。

お天気よくて良かったーと河川敷を走り出すも、嫌な予感のした風がどんどん強くなり、向かい風の中で「え?これ今走れてる?私歩いてない?」という状態に・・・

スタート早々に心が折れかかるも「でも今日走る人はきっとみんな同じ条件!」と、全国のデジマラ参加者を思い出し、じわじわと進む。

5kmちょっとで折り返し、今度は追い風になるとかなり楽に走れたものの、再度折り返すとやっぱり強風の向かい風。しかも1周目より強い。辛い。やめようか迷う気持ちもありつつ、足も呼吸も順調なのだから、風なんかに負けるかー!と踏ん張る。

なんとか最後の5kmに向けて折り返し、よし再度追い風か!と思った頃には、少し風が落ち着くという不運・・・風向きも変わったか、横から当たって追い風の恩恵も薄くなってしまった。

最後2kmがしんどい

強烈な向かい風に想定よりもエネルギーを使ったか。あと2kmほどで急激に「足が動かない」感覚に襲われてしまう。

初ハーフを思うと、ゼェハァもなく、足の痛みもなく、全体的には順調に走ってきたはずの今回。

あれれ、どうしたかなと思う頃には、激しい空腹感が襲って来た。

前回は給食無しでハーフを走れた(むしろ気持ち悪くて食べられない)と思っていたが、よく考えたら、あの時はエネルギー補給にゼリー飲料を携行して途中で飲んでいたのだ。

トレーナーさんからも、普段の食事調整の状況からは、大会前には気持ち炭水化物を多めにしておいた方がいいと言われていながら、急遽ハーフを決めた今回はそれもしていなかったのだった。

想いの力は強い

そんな終盤の力になったのは「ここまで頑張ったんだから、最後まで走りきって、デジマラ2020完走って報告したい」だった。

普段のランニングでも「このあと温泉行こう」「インスタにあげよう」などの終わってからのイメージによって最後まで粘れることが多い。

3月1日・8日とまだ大会の日程がある中で、初日に走る身としては、自分の報告次第では参加してみようと思ってくれる人が1人でも増えるかもしれない、という思いがあった。

「ラン歴浅くても、デジタルの大会でも、楽しめるよ!完走できるよ!」という報告をしたい。

ラソン関係でネガティブな雰囲気になっている流れを変えたい、そんなたなーさんの想いに共感したからこそ、少しでも自分にも何か出来るとしたら、走って、それを発信すること、そう思って、完走を目指した。

つづく

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